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2010.12.01 Wednesday

コーカサス シルバン キリム

 あまり日本では知られていませんが、
コーカサスの絨毯はゆたかな色彩と個性あふれるデザインで、欧米でとても人気があります。

お値段のこともあってコーカサス絨毯は一枚も持っていないのですが、
キリムとは縁があるみたいです。

コーカサス・キリムの魅力は何か?
とたずねられたら、やっぱり「色!」と答えるでしょう。



なんだか日本の伝統色のようだと思いませんか?
まん中の柄部分だけ見せられたら、日本の織物みたいです。



茜・インディゴ・黄色がかったベージュと茶。
それぞれの色が、落ち着いています。



インディゴの濃淡も自然でいい感じ。
白と茶色の毛糸をねじった飾り織り(weft twining)がつけられています。



    日本の秋&シルバンキリム!
まんなかの薄茶色はラクダの毛と思われます。



経糸は、茶色と生成りのウール二種類を撚り合わせたもの。
二色の糸を撚り合わせた経糸はコーカサス・キリムに多くみられ、
「ウールとウール」だけでなく、「ウールとコットン」の撚り合わせもあります。



細い毛糸を使った、整った密な織りです。
このキリムはコンディションがよく、ほとんどリペアがありませんが、
密なキリムに目立たないようなリペアをするには高い技術が必要なので
コーカサス・キリムは、「リペア職人泣かせ」とも言われているようです。



下のボーダーをご覧ください。
柄の切り替えにスリット織り使われていて、すき間がすこし見えるでしょうか。
スリット織りの部分が多いと、引っぱられたときにそこから裂けるリスクがありますが、
この程度の分量なら、大丈夫そうですね。



赤も、ほんの少し茶色がかった独特の色。
派手さはないけれど、ほっと落ちつけるコーカサス・キリム。
和室にもしっくりと馴染みそうです。

コメント
 こんにちは、観ていましたら、私のキリムに似ていましたので、北部シャサバン、コーカサスとの事でした^;^
  • K Ikeuchi
  • 2013.12.06 Friday 15:20
こんにちは、コメントありがとうございます。
コーカサスのキリムは大人の味があり、飽きがこないものが多いですよね。アゼリというトルコ語系民族(やシャーセバンなど、実は私は見分けがつかないピースも多いです。
これからも情報を教えてくださいね。
  • ぷぎー
  • 2013.12.06 Friday 21:10
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