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2016.09.26 Monday

神さまとのやくそく

彼岸花とはよく言ったもので、毎年かならずお彼岸の頃に花を咲かせる。
去年もちょうど秋分の日あたりに、彼岸花は咲いたっけ。

花はたいてい樹木だったり、草に咲く花だったりするので、「ああ、もうそろそろ咲くな」とわかるのだが、彼岸花は突如として現れて花を咲かせ、ほどなく色褪せ、そして劇的に消滅する。

今年もまた貯水池のまわりの雑草の緑一色だったところに、ぽつぽつと現れ、あっという間に緑の土手を紅に染め上げた。

桜花とは違って地味な花で、人に褒められることもなければ、色褪せて消えていくことも惜しまれない。


今年の夏はことのほか暑かった。
この秋も連日雨が降り止まず、いったい自然の営みはどうなってしまったのかと人間が危ぶんでも、彼岸花はそんなことはお構い無しに、今年もまた咲くべきときに花を咲かせた。

まるで神さまとの約束を今年もちゃんと果たしましたよ、とでも言うように。

人間は雑念が多すぎて、なかなかこうはいかない。

この歳になって、彼岸花の偉さがわかった。


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