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2019.08.09 Friday

11. クッションカバーで終わるつもりだったのに


自分の記憶のいい加減さをあらためて認識したのだが、
前回「オールドキリムも小物から」と書いたのは、現時点からの発想であって、
当時はポシェットやクッションカバー以上のものに手を出すつもりはなかったのだった。

それまでにギャッベを何枚も買って、絨毯は場所を取る物だということがわかり、
一生懸命ヤフオクで売ったり人に譲ったりして、
絨毯類を集めることの大変さをある程度知っていたはずなのである。

だから、小物類を買っていた時点では、オリジナルの一枚物を買おうとか、
ましてやたくさん集めようとかといった気持ちは持っていなかった。

クッションカバーを何枚も買ったのも、
それぞれ産地や色や柄が違っていて楽しめ、
小さくても「コレクションの楽しみ」を味わえると思っていたからなのだ。

つまり、深入りするつもりは全然なかったのですね。
「オールドキリムも小物まで」!
これが当時の正しい心境だったわけでアリマス、、、





『キリムのある素敵な暮らし』より

ギャッベにハマっていたころは、サイズの違いや色や柄のバリエーションにアレコレ惹かれるぐらいだった。

ところがオールドキリムの世界は、ギャッベの選択肢よりもはるかに広く深く複雑で、
多くの国々・産地のほかに、さまざまな部族がいて、
さらに用途別の各アイテムが覚えきれないぐらいたくさんあるじゃありませんか!

キリムを知り始めたころは、産地も部族もアイテム名も、全部カタカナ表記で区別ができず、
頭の中は「???」で埋めつくされていた。

それが何なのか、知りたくなるのは人情だ。

しかも地図上の地名を知っただけでは何にもならないし、
その産地のキリムの写真を見れば「一体どんな質感で、実物の色はどんなだろう」と思う。

そうして、少しずつ小物を買い始めて、あれよあれよという間に積み重なってしまったわけである。



「ちょいと一枚のつもりで買って
いつのまにやら山となり
気がつきゃ絨毯のお世話に追われ
これじゃ身体がもたないでござる」

* * *

でも、クッションカバーや端切れをたくさん見て触ったおかげで、
ネット上の写真と実物をつなぐイメージ力がだんだん出来てきたし、
おなじトルコのキリムや絨毯でも、一枚一枚が全部ちがうことがわかってきた。

そのときはまだ絨毯の構造や、化学染料と天然染料のちがいも認識できなかったけれど、
ウールの質の違いや、織り密度の違い、
眺めていて飽きてくるものと、ずっと見ていてしあわせなものとの違い、
そんなさまざまなことを小物たちから学ぶことができたように思う。



 
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