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2010.11.12 Friday

バルーチ ソフレ


 前回のカシュカイ・キリムの赤は、スコーンと晴れた色でしたが、
今回は、その対極ともいえる渋〜い赤をご紹介します。

「渋い」といえば、やっぱりバルーチでしょう。
これはアフガニスタンのもの。



今回は写真を屋外で撮ることができなかったので、
実際のイメージがあまり伝わらずにゴメンナサイ。



キリムや絨毯の「赤色」に使われる染料の基本は、「茜(アカネ)」です。

東アジアから西アジアにかけて広く自生する西洋アカネ(madder)の根で染めますが、
若い根より年数の経った根の方が、より暗めの赤になるようです。
たとえば3年物より6年物のほうが濃い紫っぽくなるらしい。
染める温度や時間、媒染剤によっても違うとか……



裏側です。
浮き織、緯紋織を使って分厚く織られています。
135cm四方くらいの大きさなのに、マジで重い!



これはパンを作るとき、この上で小麦粉をこねたり、
焼いた後、さめないように、また汚れないようにパンをくるんでおくための
「ナン・ソフレ」と聞きましたが、
これだけ豪華な飾りがあれは、この上で食事をしたのかもしれません。



食事のためにつくられた「ソフレ」なので、
わたしはどうしても下に敷いて足で踏むことができません。
壁に飾ってもステキですが、テーブルにかけても、ほら、このとおり!

バルーチは日本の家屋によく似合います。

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